浴室家相

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 浴室は、居間および寝室、客間、台所などの需要な部屋によい位置(つまりよい方位)をとられてしまう関係で、あまり理想の位置に設けられない傾向がある。これはやむを得ないことかもしれませんが、わが国のような入浴を絶対必要とする民族にとっては、もっともっと考えなければならない重大なことといえましょう。 とくに家相上では、浴室は便所とともにその吉凶の作用を重要視しています。

 さて、浴室は、できるだけつごうよく清潔で快適な位置に設けたいもの。家相位置としては、水と火を使い、使用上の点からも、台所と便所についてまわる。(第74図)。
 家相方位としては、東方、西方、南方、北方および東南方、南西方、西北方、北東方の各八方位の真ん中・中心にあたる部分がよくありません。その方位の中心よりもどちらかによっていることが家相では良相。
 家相 東方部分の中心に浴室を設けた場合は、そこの長男に問題がおこりがちで、社交性がうとくなり、家運的に不名誉なことがおこりがち。
 家相 西方部分の中心に浴室を設けた場合は、生活が華美になり、出費がかさみ、もしも女子がいる家ですと、素行上に問題がおきてきます。ときにはそこの家族とくに女子が、肺を患う。
 家相 南方部分の中心に浴室を設けた場合は、家運がしだいに衰えていく。
 家相 北方部分の中心に浴室を設けた場合は、発展性がなく、家の中に活気がなくなる。
 家相 北東方部位の中心に浴室を設けた場合は、家屋全体を冷やすばかりでなく家に湿気を充満させることになり大凶。また跡継ぎ(長男・長女)が絶える暗示もあり。
 家相 東南方部位の中心に浴室を設けた場合は、胸部疾患、腸疾患などを家族が患いやすく、とくに婦人の健康を害しがち。また使用人や部下で問題がおきる凶相。
 家相 南西方部位の中心に浴室を設けた場合は、そこに住む人全体の健康状態に支障をきたし、慢性疾患に悩まされるようになります。
 家相 西北方部位の中心に浴室を設けた場合は、そこの家長に凶作用がおこりがち。また、財的に衰えがきますし、目上のひきたてがなくなる凶作用があります。


 では浴室はどうすればよいかということになります。まず、火気と水気に気をつけ、湿気が家の中にこもらぬよう間取りに気をつけ、前述の家相 八方位の中心部を絶対にさけることがのぞましい。できましたら、便所と浴室は一緒にして、家の外に別棟の張りだしにするか、家より張りだしにするかが、最良の方法。

 浴室で気をつける点は、二階に浴室を設けてはいけないことです。ビルの場合は別です。採光はあまり強い光は適しません。自然光線で北方か東方に窓を設けるべきです。壁や床は、最近すばらしい建材ができていますから、建築家と十分に相談して、排水や通風を生かす工夫をしなければなりません。
 天井は、できましたら少し傾斜をつけると、湯気が上にのぼって露となって、冷たい水を落とすようなことがありません。天井から冷たい露がポツンポツンと落ちるのぐらい、気持ちのわるいものはありません。ほんの少しの工夫でこうしたことは防げるのですから、ぜひ実行したいものです。
 湯気抜きは、ぜひつけなければいけません。ほんとうは、直接外気と通じないのがよいのですが、天井近くに回転窓を設けるのもひとつの方法です。

  

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