書斎窓

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 最近の住宅では、独立した書斎はたいがい特殊職業の人にかぎられ一般の人は応接室や客室もしくは事務室を兼用しています。


 この書斎は職業や個性のはっきりとあらわれるところで、なんといっても落ちついて静粛なことが第一条件。
したがって、玄関や台所からはなれているか音が直接に聞こえない配置になっている書斎がよく、できれば客室や応接室からもはなれていることがのぞましいものです。

 洋風ですとなるべく机や椅子は大きなゆったりしたものが良相で、小椅子は身体の疲労が早いため感心しません。窓は精神上からいっても書机をおく壁面からいっても、あまり大きすぎない窓にするべきです。この窓からはいる採光量は、つぎのような計算によるのが家相上の書斎の窓としては吉相。
        
          床面積(u)× 採光量(LUX)
 窓面積(u)=─────────────────
                380


 できれば疲れを休め、次のプランをたてるためにソファー、ティベットなどを設置すれば非常に理想的な書斎となります。

 和風ですと、広さは正方形がよく八畳がいちばんの良相。窓はぜひともこの場合障子戸にしたいものです。紙をとおして窓から入ってくる自然光は非常によいもので、ガラス窓とちがって暖房もよくきき目に映る感覚はガラス窓などの比ではありません。  我々占術研究家が人相をみる場合は、ガラス窓や直射日光では正しい人相判断ができず必ず午前十時より午後二時ぐらいまでの障子をとおした日光で人相をみるのがコツとされているくらいです。
 床の間もじょうずにいかし、やわらかい花を活けて疲れをとるようにすべきです。
 方位的には、北東方部位や北方部位に書斎を設けて。青空からの光線の変化の少ないのをとりいれることが、吉相の条件です。(第70図)
 東方側に書斎を設けると、勉強にはげむ性格となります。
 西方側に書斎を設けると、光線にムラがあり、午後や夕方にかけての強い射光のため、精神力が弱くなり、思考力が欠け、勉強が長つづきしないため、大凶相。 南方側に書斎をもうけると、陽が直射する関係上、落ちつきを欠くようになり精神を弛緩させてしまい、長時間の読書執筆にはふむきで、早く疲労を感じるようになります。ただこの場合、書斎のまえに廊下(できたら畳廊下)をつけると、いくぶんこの凶意をさけることができます。
 北方側に書斎をもうけると、精神が集中し適度の緊張がつづき、落ちついて長時間にわたって勉強執筆ができるので、ここの位置にある書斎を最上の相とします。ただ、暖房の点で工夫を忘れてはなりません。

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